現在日常的に使用されている、便利なスプレーですが環境保護がクローズアップされています昨今、問題点が多い商品です。

問題点の一例

　1.使用済み空き缶の処分（分別処理できない、爆発、火災事故、ゴミの増加）

　2.噴射ガスの環境悪化

　3.可燃性ガスによる火災の危険性

　4.高価である（有効成分割合から見ると）

エコジェット（ポータブル型簡易スプレー）の利点

　1.空スプレー容器がでない

　2.噴射ガスが空気であるため無害

　3.噴射ガスが空気であるため、火災の危険性が小さい

　4.原液の価格で使用できるため安価（スプレー製品の30%～60%程度）

例えば、防錆スプレー製品の内容量480mlの表示の他に、成分または消防法による表示欄があり、そこに第一石油類80ml　シクロヘキサンと表示があります。

この場合、このスプレー缶にはシクロヘキサンで希釈された防錆剤が80ml（17%）入っており、その他の400mlは噴射ガスであることになります。

消防法では、成分の80mlの中で最も多い物を表示することになってますので、少なくとも本当に有効な防錆剤の成分量は40ml未満（8%未満）であるわけです。（防錆スプレーとしては一般的な配合量です。）

参考までに貴社でご使用のスプレーを確認して下さい。

• 一般エアゾール缶の大部分に使用されている爆発性の噴射媒体は使わず安全です。
• コンプレッサーのエア、或いは窒素、炭酸ガス等で加圧（圧力0.5～0.7Mpa）して、繰り返し使用できますので経済的です。
• 水溶系、溶剤系の液体からエアブローまで、電気コード、エアホースなしで噴霧ができます。
• 本体は、すべての部分が充分な強度と耐蝕性に優れた安全構造です。
• 空缶の廃棄に悩む必要がなくなります。

• パーツクリーナー
• グリス
• 各種潤滑剤（CR-C etc）
• 液状ワックス
• 染色探傷液
• 消毒液
• 切削油
• 防錆剤
• 離型剤

部品を取外したり、緩めたり、溶液を充填する場合は、必ず本体の圧力を抜いてから行なってください。

加圧は、各部品を所定位置にしっかりと締め付けた状態で行ってください。

本体は1.4Mpaの耐圧テストに合格していますが最大圧力は1Mpaを越えないでください。（通常0.5～0.7Mpa）

溶液の充填は容器の6分目以下のレベルで使用してください。

容器に液体を入れたまま長期間保存しない様にしてください。

塩素系溶剤、アンモニア溶液の使用はできません。

使用後は容器を逆さにして液体が出なくなるまで、から吹きしてください。次回使用する際のつまりを防止します。